1. 「真似る」は学びの原点
「真似る」という言葉に、あなたはどんな印象を持つだろうか。
日本では昔から「学ぶは真似ぶ(まねぶ)」から来たと言われている。つまり、学びの原点は「真似る」ことにある。
2. 尊敬できる人を真似てみる
私はこれまで工場の現場や海外の仕事、育児や家づくりまで、さまざまな経験をしてきた。その中で一貫して感じているのは、「良いものを素直に真似る」ことの大切さだ。
たとえば、現場で尊敬する先輩がいた。挨拶が丁寧で、声が大きく、仕事の手順が常に整っていた。私はその先輩の立ち居振る舞いを、まるで鏡を見るように真似した。最初はぎこちなくても、真似ているうちにだんだんと自分のものになり、自然と周囲から「頼れる人」と見られるようになっていった。
3. 真似ることの2つのメリット
真似ることには、2つの力がある。
1つは、スピード。ゼロから自分で方法を考えるより、既にうまくいっている方法を真似た方が圧倒的に早く成果が出る。
もう1つは、質の向上。良いものを真似ることで、自分の基準や価値観が引き上げられていく。
4. 表面だけを真似しない
ただし、大切なのは「良いこと」を真似ること。
その人の“表面”だけではなく、“なぜそれをしているのか”という“根っこ”に目を向ける必要がある。そこに気づけたとき、ただの模倣ではなく、自分の血肉になる。
5. どんどん真似して、自分のものに
人生において、成功している人、魅力的な人、幸せそうな人には必ず理由がある。話し方、人の話の聴き方、時間の使い方、家族との接し方、部下への言葉がけ…。
少しでも「いいな」と思ったら、遠慮せずに真似してみる。
真似ることは、恥ずかしいことではない。むしろ、自分を良くしていくための最高の手段だ。
6. 私自身も今なお真似ている
私は今でも、日々人の良いところを真似しようとしている。
社長のスピーチ、同僚の誠実な姿勢、部下の素直さ。
家庭では、妻の優しさ、子どもの純粋さに学ぶことも多い。
7. 真似は自分を広げる
最後にひとつだけ大切なことを言いたい。
「真似ること」は「自分をなくすこと」ではない。
むしろ、「自分を広げること」だ。
真似を通じて新しい視点や考え方を取り入れることで、より深く、より豊かな自分になれる。
8. 今日も、ひとつ真似てみよう
だから今日も、良いと思ったことを、ひとつでも真似してみよう。
それが、未来を変える一歩になるかもしれない。
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